私は音楽を作る時や、写真を撮るときは、とても現実離れした感覚になるけど、普段の自分はとてもリアリスティックだと思う。
その乖離した感覚に悩まされる時がある。
ただ、自分の中で現実と非現実は繋がっていて、現実的なものの中に非現実的なものがあるように思う。
音となり消えるもの メロディ、歌と(ラーラーラーのようなぼんやりとした歌)
そこに詩が加わることで 意識の部分(言葉となり意味として浮かび上がる部分)と、無意識の部分(声が音となり、ピアノや他の音と入り混じり、溶ける)が行ったり来たりを繰り返して
その非現実と、現実を浮かんだり沈んだりして、その感覚がある。
なんだかこういうのを書くともっと自分が表現できることがあるのではないかと思う。
ただ、それをうまく形にしようとは思わずに、ただ、音が持つ性質や運命みたいなものを私が気づくだけだと思う。
音はもともと広くて 声も広く伝わるようにできていて
でもヘッドホンで聞くと閉められた空間にいるように聞こえるけど
意識すれば、その音をどんなふうに響かせたいかも、変わってくると思う 音楽を作る時に、頭の中に映像が浮かんで、映像に音をつけている。そして、そこが広いとか狭いとか、響くとか篭ってるとか、そういうイメージの世界だと思う