ライブをするなんて考えられない
ほんとうに、現実味がない
もともと,インターネットだけで活動を続けられると思っていて、こうして、ライブに誘っていただくことは、画面の外に手を引っ張られている感覚で
わたしは自分を三次元の世界で、川として存在して、人の前に立つことがどれだけ奇妙なことかと考えて、いつも、夢なのではと思う。
川という名前もたまたま何となくつけた物で、音楽すら、偶然に過ぎない。でも音楽は自分を助けてくれた。音楽しかわたしには脱出口がなかった。始める前はとにかく毎日が辛くて、自分のことも好きになれなかった。いつも何かが欠けた感覚と、何をしていても楽しくない感情と、本当に色のない世界で
こうして音楽が無意識のうちに自分の中に介入して、種を植えていて、いつのまにか自分の体の内側から外側に飛び出ていくように伸びているように。自分の想像を超えることが今年は何回も何回も起きていて、わたしはもうついていけなくなっている。いやもう、付いていく必要はなく、身体や,認識はいつも、後から追いつくものだと思っていようと思う。
わたしを攫う物、流れて、ここまで着いてしまったと川を流れていたら海にたどり着いてしまったような。
わたしはどこに行くのだろう。どこまで流れていくのだろう。
ますます、人からは知られて、本当に毎日よく分からない。でもわたしもその分何か発信をしているし当たり前のことなのだけれど。
近頃はずっと出来事と身体が分離していて、時間が追いつかない。