メモ

キム・ギドクのisle という映画がYouTubeに上がっていたので観た(なぜ消されないのか不思議)

セリフはほとんどなく、水の音が心地よくて寝る前に見ていたけど見てると眠くなってしまった。キム・ギドクの映画のテーマは性と暴力、やっぱりあまり心地の良い物ではない。でもそれに対比するようにロケーションが美しい。出てくる女性もなぜこんなに魅力的に見えるのかいつも不思議に思う。

あとキム・ギドクの映画の独特の色彩感覚は癖になる。悪い女という映画でも絶妙だった。

女の人の悲しさと、男の人の虚しさ。

キム・ギドクの映画を見てるとそんなことを感じる。そして、血がよく出てくる。女の人は今にも死にそうで儚くてそれが美しく見えてしまうのかもしれない。

Isleは絵がとても美しかった。船や、水の上に小さな家のような建物が浮かび、水面にそれが映し出される。それと比例して物語は悲惨で、その対比なのか、キム・ギドクの映画はやっぱり好きだと再実感した。